調査・維持
下水道管路内ミラー調査
街路にあるマンホール、よく見かけますね。
マンホールは下水管路上にあり、点検口の役割も果たしています。
このマンホールからは下水管路の本管の調査ができますが、本管は狭いため人が立ち入ることができません。
そこでミラーカメラという自走式の特殊な機材を使って調査をします。
ミラー調査やTV調査と呼ばれる方法です。
調査の流れ
安全第一「KY活動」
調査は当然公道で行いますので、何より安全第一!!
この調査では、マンホールを開けて下水管路内を調査するため危険な部分もあります。
マンホール、大きいですよね?
間違えて落ちてしまっては大変です・・
誤落下を防止するため、調査作業中はマンホールに落下防止用の専用蓋を被せます。
写真の黄色い蓋が落下防止用の金属製の蓋です。
下水管ないの大気調査
下水管路内は常に汚れた水が流れているため、有毒なガスが発生していることがあります。
調査を開始する前にマンホール内の大気調査を行います。
もし有毒なガスが検知されるようなことがあれば、マンホール内の換気を行います。
ミラーカメラの投入
準備が整うといよいよミラーカメラの投入です。
ミラーカメラは本体の先端にカメラが取り付けられた車輪で自走できる特殊な調査機器です。
下水管路内では電波が届かないため、ケーブルでリモコンと繋がっていて、人が操作をして管路内を撮影します。
赤い矢印にあるのがミラーカメラです。
ミラーカメラは下水管路内を進んで撮影していきます。
写真の通り、下水管路はかなり狭いです。人が入って調査をすることはできません。
ミラーカメラを使用することにより、下水管路の状態や異常を簡単に調査することができます。